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ザトウクジラとの出会い その4(小笠原の自然) [小笠原の自然]

ハクジラの次はヒゲクジラです。
ヒゲクジラは、オキアミなどを濾しとる独特の髭板があります。また、顎から腹に当たる畝は、オキアミを海水と一緒に食べるときペリカンの下嘴のように広がります。
ザトウクジラとの出会い その3は、ここをクリック
ザトウクジラ ブリーチ.jpg





これは、ヒゲクジラの仲間のナガスクジラの髭板です。これが並んでいます。



ナガスクジラのヒゲ.jpg






髭板の皿です。種は不明です。クジラは、かつては、日本人の日常生活に浸透していました。
クジラのひげ細工.jpg

ザトウクジラとの出会い その3(小笠原の自然) [小笠原の自然]

昨年、八丈島近海にザトウクジラが現れ、地元が盛り上がっているとの報道がありました。
その後の報道がないので、移動の途中で寄ったのか、定着しているが不明です。
この画像は、小笠原近海のザトウクジラです。
潜る時に尾びれが見られます。
研究者は、この尾びれの模様を撮影し続けてストックし、個体識別します。データが国際的に共有され、その成果で小笠原で子育てした個体の一部がベーリング海などを餌場として夏を過ごすことが徐々にわかってきています。
研究者は、ただひたすら尾びれの写真を見比べています。
ザトウクジラとの出会い その2は、ここをクリック

ザトウクジラ .jpg

コクガンとの出会い [小笠原の自然]

コクガン小笠原南島.jpg

足立区のハクガンの次は1000キロ離れた小笠原諸島の無人島、南島の陰陽池に立ち寄ったコクガンです。

春の渡りで迷い込んだと思われます。
海藻などを食べるようです。

足立のハクガン同様、人を恐れませんでした。

ザトウクジラとの出会い その2(小笠原の自然) [小笠原の自然]

ザトウクジラ 母島近海 ブリーチ.jpg
数センチの自宅の昆虫の次は1000キロ離れた場所の15メートル級の海の哺乳類の登場です。
海から飛び出す瞬間です。しぶきが迫力ありますね。
子クジラのジャンプはここをクリック

小笠原では、そろそろ初ザトウの情報が入る頃です。  
硫黄列島方面へ移動する個体や小笠原近海で子育てするためにやって来た個体が見られるとのことです。

小笠原のザトウは何も食べないので、あの補食シーンの撮影は無理です。
同じヒゲクジラの仲間のニタリクジラの補食シーンが撮影できる可能性がある場所が本州近海にあるのですが、何回通えば撮れるのでしょうか。

アオウミガメとの出会い [小笠原の自然]

アオウミガメ.jpg
今回は爬虫類です。
小笠原諸島母島での出会いです。
小笠原諸島ではアオウミガメを煮物、刺身、ステーキにして食べています。一方、卵を採取して人工的に育てて、海に戻しています。
この写真は、産卵を終えたところを、卵を採取する方の許しを得て撮影しています。この後、ウミガメが海に戻ってから、卓球ボールのようで、表面の柔らかい卵を砂の中から採取しますが、一連の作業を観光客にも一定のルールのもと、紹介しています。
興味深いことですが、砂の地中温度29度より高い低いで雄雌が決まるそうです。29度以上が雌、以下が雄になるそうです。ウミガメを育てて増やすには、地域や時期を勘案しないと効果的とは言えないのでやみくもにやっても駄目なんですね。

ホワイトチップとの出会い [小笠原の自然]

ネムリブカ(ホワイトチップ)1.jpgネムリブカ(ホワイトチップ)2.jpg
今回は魚類との出会いです。
ホワイトチップ、和名はネムリブカ
小笠原諸島の南島の陸の上から、寝ているサメを撮影しています。全長は1.5メートル程度です。
夜ハンティングを行い、昼間はこのように浅いところで集団でじっとしています。
人を襲うことはないということですが、泳いで近づくと、襲われないとわかっていても、ゾクゾクします。逃げる瞬間にサメ肌?で怪我をすることもあるという話を地元の方から聞きました。
ホワイトチップという名は、背びれと尾びれ上縁に白い印があることから。

ザトウクジラとの出会い その1(小笠原の自然) [小笠原の自然]

ザトウクジラ.jpg
今回は、海の哺乳類です。
鯨類との出会いは、格別に感動的なものです。

小笠原ホエールウォッング協会の方と話す機会があり、15メートル級の巨体と遭遇する鯨類との出会いは、「人生観変わりますね。」と問いかけたところ、「人生観ではなく、人生を変えて小笠原に住んで研究を始めることになった。」との答えは、その魅力を余すところなく表現していますね。

小笠原にやってきて子育てするザトウクジラは、その期間、何も食べずに過ごすそうです。ジャンプしているのは子鯨です。
ザトウクジラの様々な行動は、改めてアップしたいと思います。
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