アオウミガメとの出会い (硫黄島3島クルーズ 6/30-7/4) [小笠原の自然]
母島で出会ったアオウミガメです。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストの絶滅危惧種。
今回も肉を美味しくいただきました。ここでは捕獲して食べる一方、卵を採取して育てて放流しています。
かつては小笠原へ行くと必ず海に潜りましたが、ある時、アオウミガメに抱きつかれそうになったことがあり、大きいので何となくその場から離れた記憶があります。
沖縄の久米島ではアオウミガメが増えて刺網漁の網に絡まり、これを逃がすために網からほどいているようですが、数が増えすぎて地域で問題となっているとの最近の新聞記事がありました。
前足(前ヒレ?)
夜砂浜を散策していると薄暗い中、アオウミガメが産卵のため上陸している場面に出会いました。ライトを当てると行動を変えてしまうと聞いていたので暗闇にむけて動画で音のみを録音してみました。ガサガサ音がウミガメの音です。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
翌朝、その場所はこんな感じでした。産卵したかは不明。
今回も肉を美味しくいただきました。ここでは捕獲して食べる一方、卵を採取して育てて放流しています。
かつては小笠原へ行くと必ず海に潜りましたが、ある時、アオウミガメに抱きつかれそうになったことがあり、大きいので何となくその場から離れた記憶があります。
沖縄の久米島ではアオウミガメが増えて刺網漁の網に絡まり、これを逃がすために網からほどいているようですが、数が増えすぎて地域で問題となっているとの最近の新聞記事がありました。
前足(前ヒレ?)
夜砂浜を散策していると薄暗い中、アオウミガメが産卵のため上陸している場面に出会いました。ライトを当てると行動を変えてしまうと聞いていたので暗闇にむけて動画で音のみを録音してみました。ガサガサ音がウミガメの音です。
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翌朝、その場所はこんな感じでした。産卵したかは不明。
ミナミハンドウイルカとの出会い (硫黄島3島クルーズ 6/30-7/4) [小笠原の自然]
船の周囲のカツオドリとの出会い (硫黄島3島クルーズ 6/30-7/4) [小笠原の自然]
舟から逃げるトビウオを求めて集まってくるカツオドリ達。
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トビウオを追いかけます。
ターゲットを絞りました。
突っ込む
ゲット
咥え直し
横取りしようとするところ
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トビウオを追いかけます。
ターゲットを絞りました。
突っ込む
ゲット
咥え直し
横取りしようとするところ
アカガシラカラスバトとの出会い (硫黄島3島クルーズ 6/30-7/4) [小笠原の自然]
一頃20羽くらいまで減少しているとも言われ、上野動物園で飼育を始めたこともあったアカガシラカラスバト。
今はノネコ対策等が功を奏し、出港を待つ間に姿を見ることができるまでになりました。
この木は沖縄でもお馴染みのガジュマル。小笠原では人為的に植えられた木で、固有種のアカガシラカラスバトが移入種のガジュマルに依存する図柄となっています。
また、以前はガジュマルは自ら増えることが出来ず、本来の植生を脅かす心配はなかったのですが、いつのまにかガジュマルコバチが入り込み、1992年にはガジュマルの種子繁殖が確認されるようになってしまったようです。
果実は、アカガシラカラスバトなどの鳥などが食べて各地へ運んでしまい、あちこちに実生が見られるようになってしまったとのことです。
父島、母島のように人が入植して手を加えた孤島の植生はズタズタ状態なので、南北硫黄島のような孤島の、鳥以外の価値も一段と認識しました。改めて見る豊かで貴重な植生。
今はノネコ対策等が功を奏し、出港を待つ間に姿を見ることができるまでになりました。
この木は沖縄でもお馴染みのガジュマル。小笠原では人為的に植えられた木で、固有種のアカガシラカラスバトが移入種のガジュマルに依存する図柄となっています。
また、以前はガジュマルは自ら増えることが出来ず、本来の植生を脅かす心配はなかったのですが、いつのまにかガジュマルコバチが入り込み、1992年にはガジュマルの種子繁殖が確認されるようになってしまったようです。
果実は、アカガシラカラスバトなどの鳥などが食べて各地へ運んでしまい、あちこちに実生が見られるようになってしまったとのことです。
父島、母島のように人が入植して手を加えた孤島の植生はズタズタ状態なので、南北硫黄島のような孤島の、鳥以外の価値も一段と認識しました。改めて見る豊かで貴重な植生。
マッコウクジラとの出会い (硫黄島3島クルーズ 6/30-7/4) [小笠原の自然]
セグロアジサシ成鳥との出会い (硫黄島3島クルーズ 6/30-7/4) [小笠原の自然]
無人島 南島に上陸 (硫黄島3島クルーズ 6/30-7/4) [小笠原の自然]
宝の小箱とも評される南島。父島、母島の周辺にはいくつもの無人島があり、過去に複数の島々に上陸してみましたが、やはり南島が最も印象に残っています。平島も好印象でした。
船をチャーターして上陸。良いタイミングで誰もいない南島扇池
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
扇池から鮫池へ。
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鮫池でじっとしているネムリブカを観察したことがありました(2001年)。
南島周辺はサンゴ礁由来の石灰岩が侵食されて特有のカルスト地形ができ、それが海中に沈んだり露出したりを繰り返してできた特異な「沈水カルスト地形」といわれています。
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このあたりの海水の色です。
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エコツーリズムで決められたルートを歩くといくつもの穴があり、中が見える巣もあります。アナドリ。海鳥たちの島でもあります。
アナドリの卵の殻が転がっています。ハエが止まっていました。
カツオドリも子育て中。暑そう。日陰のない無人島にこちらも熱中症寸前。
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ラピエと呼ばれる人を寄せ付けないトゲトゲの岩で船上の我々を睨むカツオドリのオス。
何があったかわかりませんが、カツオドリの卵も転がっていました。
過去(2001年)にこの島でコクガンに出会ったことがあります。その時の画像。
このキャタピラの跡のようなものはアオウミガメが産卵に上陸した跡です。
涼しい季節に上陸したいものです。
船をチャーターして上陸。良いタイミングで誰もいない南島扇池
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扇池から鮫池へ。
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鮫池でじっとしているネムリブカを観察したことがありました(2001年)。
南島周辺はサンゴ礁由来の石灰岩が侵食されて特有のカルスト地形ができ、それが海中に沈んだり露出したりを繰り返してできた特異な「沈水カルスト地形」といわれています。
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このあたりの海水の色です。
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エコツーリズムで決められたルートを歩くといくつもの穴があり、中が見える巣もあります。アナドリ。海鳥たちの島でもあります。
アナドリの卵の殻が転がっています。ハエが止まっていました。
カツオドリも子育て中。暑そう。日陰のない無人島にこちらも熱中症寸前。
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ラピエと呼ばれる人を寄せ付けないトゲトゲの岩で船上の我々を睨むカツオドリのオス。
何があったかわかりませんが、カツオドリの卵も転がっていました。
過去(2001年)にこの島でコクガンに出会ったことがあります。その時の画像。
このキャタピラの跡のようなものはアオウミガメが産卵に上陸した跡です。
涼しい季節に上陸したいものです。
クロアジサシとの出会い (硫黄島3島クルーズ 6/30-7/4) [小笠原の自然]
また、硫黄島クルーズで恐縮です。
今回はクロアジサシをしっかり確認できました。
父島の枕状溶岩が背景に入りました。
小笠原の世界自然遺産、日本は当初、地質をメインにストーリーを考えていたのですが、「陸産貝類で行けそうですよ」との世界委員会から逆助言を得てストーリーを変更して成就したとのガイドさんの説明がありました。動きが遅いがため木の上や地上でそれぞれ進化してしまい、ちょっと歩いただけで、違う進化を遂げた多様なタイプのカタツムリが見られることが評価されて世界遺産ゲットとのこと。
環境省ホームページから
「小笠原に自生する維管束植物全体の約40%、昆虫は全体の約25%、カタツムリは90%以上(約100種)が固有種です。 このように固有種率が極めて高く、また、現在も新種の発見が続いている。これらの点が、小笠原諸島が世界遺産として認められる一つの鍵となった。」
カタツムリの多様性に魅せられて来島する方もいるのでしょう?。
若い個体も近くを飛んでくれました。
今回はクロアジサシをしっかり確認できました。
父島の枕状溶岩が背景に入りました。
小笠原の世界自然遺産、日本は当初、地質をメインにストーリーを考えていたのですが、「陸産貝類で行けそうですよ」との世界委員会から逆助言を得てストーリーを変更して成就したとのガイドさんの説明がありました。動きが遅いがため木の上や地上でそれぞれ進化してしまい、ちょっと歩いただけで、違う進化を遂げた多様なタイプのカタツムリが見られることが評価されて世界遺産ゲットとのこと。
環境省ホームページから
「小笠原に自生する維管束植物全体の約40%、昆虫は全体の約25%、カタツムリは90%以上(約100種)が固有種です。 このように固有種率が極めて高く、また、現在も新種の発見が続いている。これらの点が、小笠原諸島が世界遺産として認められる一つの鍵となった。」
カタツムリの多様性に魅せられて来島する方もいるのでしょう?。
若い個体も近くを飛んでくれました。
アカオネッタイチョウとの出会い (硫黄島3島クルーズ 6/30-7/4) [小笠原の自然]
硫黄列島近海訪問 (硫黄島3島クルーズ 6/30-7/4) [小笠原の自然]
この目で一度は見てみたいと思っていた東京から1000キロの小笠原のその先280キロの島々。中でも南硫黄島はNHKの上陸調査の番組を何度もビデオで見るなど特に思い入れのある島でした。
4年ぶりに再開した硫黄島3島クルーズ(6/30-7/4)に参加してきました。
超ベタ凪の海に恵まれました。
以下は島々の概要です。
(南硫黄島)
調査のたびに新種が発見される、一度も人が住んだことのない島。原生自然環境保全地域で唯一立入りが禁止されている島。ワクワクする手付かずの植生と海鳥たち。
こんな島です。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
アカアシカツオドリのコロニー
(硫黄島)
南硫黄島と北硫黄島は上陸を拒絶するような威容でしたが、この(中)硫黄島は平坦で上陸したくなるような島という印象でした。
明治22年から硫黄の採掘と漁業を目的に入植が始まったそうです。先の戦争では日本軍21900名、米軍6821名が戦死したとの説明がありました。船上慰霊に参加させていただきました。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
おがさわら丸を島から迎えて下さった自衛隊の方々
(北硫黄島)
明治31年開拓開始。大正6年には220人の人口だったそうです。昭和19年に強制疎開。今は無人島。平成3年度調査でマリアナ系先住民の遺跡が発見されたとのこと。伊豆諸島、小笠原諸島、マリアナ諸島と太平洋につながる島々の人の行き来や航海技術も気になるところです。
平成7年に文一総合出版から発行された「北マリアナ探検航海記」は千葉県立中央博物館の研究の一環で行った調査を記録した貴重な資料で大切にしていますが、この本をきっかけにマリアナ諸島のロタ島にも出かけたことがあります。ロタ島で出会った海鳥と今回の出会った海鳥は結構ダブります。
この北硫黄島は人が入植したため、クマネズミが生息しているため、海鳥にとってのリスクがあります。その点でもクマネズミのいない南硫黄島の価値は高いと思われます。
こんな島です。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
アカオネッタイチョウが舞っています。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
アカアシカツオドリのコロニー
今回改めて海域の地図を見てみましたが、日本の太平洋側の排他的経済水域には南鳥島、沖ノ鳥島、西ノ島、鳥島、北、南、沖大東島など気になる島々の宝庫です。
過去に上陸した南大東島は地質も生物相も人の往来もユニークな島でした。
https://naturephotogood.blog.ss-blog.jp/2015-03-08
4年ぶりに再開した硫黄島3島クルーズ(6/30-7/4)に参加してきました。
超ベタ凪の海に恵まれました。
以下は島々の概要です。
(南硫黄島)
調査のたびに新種が発見される、一度も人が住んだことのない島。原生自然環境保全地域で唯一立入りが禁止されている島。ワクワクする手付かずの植生と海鳥たち。
こんな島です。
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アカアシカツオドリのコロニー
(硫黄島)
南硫黄島と北硫黄島は上陸を拒絶するような威容でしたが、この(中)硫黄島は平坦で上陸したくなるような島という印象でした。
明治22年から硫黄の採掘と漁業を目的に入植が始まったそうです。先の戦争では日本軍21900名、米軍6821名が戦死したとの説明がありました。船上慰霊に参加させていただきました。
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おがさわら丸を島から迎えて下さった自衛隊の方々
(北硫黄島)
明治31年開拓開始。大正6年には220人の人口だったそうです。昭和19年に強制疎開。今は無人島。平成3年度調査でマリアナ系先住民の遺跡が発見されたとのこと。伊豆諸島、小笠原諸島、マリアナ諸島と太平洋につながる島々の人の行き来や航海技術も気になるところです。
平成7年に文一総合出版から発行された「北マリアナ探検航海記」は千葉県立中央博物館の研究の一環で行った調査を記録した貴重な資料で大切にしていますが、この本をきっかけにマリアナ諸島のロタ島にも出かけたことがあります。ロタ島で出会った海鳥と今回の出会った海鳥は結構ダブります。
この北硫黄島は人が入植したため、クマネズミが生息しているため、海鳥にとってのリスクがあります。その点でもクマネズミのいない南硫黄島の価値は高いと思われます。
こんな島です。
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アカオネッタイチョウが舞っています。
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アカアシカツオドリのコロニー
今回改めて海域の地図を見てみましたが、日本の太平洋側の排他的経済水域には南鳥島、沖ノ鳥島、西ノ島、鳥島、北、南、沖大東島など気になる島々の宝庫です。
過去に上陸した南大東島は地質も生物相も人の往来もユニークな島でした。
https://naturephotogood.blog.ss-blog.jp/2015-03-08
オガサワラノスリとの出会い [小笠原の自然]
オガサワラハシナガウグイスとの出会い [小笠原の自然]
アカガシラカラスバトとの出会い [小笠原の自然]
小笠原番外編 [小笠原の自然]
船から見た地質
枕状溶岩
玄武岩質が海底で噴火して枕のような形になり、隆起してた現れたそうです。線の部分はガラス質。
ラピエ
石灰岩質が隆起や沈水を繰り返してできた沈水カルスト地形に見られる人を寄せつけない尖った岩
沈水カルスト地形の無人島、南島。
魚類
ピンクのヒレのトビウオ。日本に30種のトビウオがいるそうです。
海の哺乳類達
外洋性のハンドウイルカ。以前このイルカ達とドルフィンスイムをしたことがあります。透明度の高い小笠原では彼らが近づいてくるのが早くからわかりますが、透明度の低い御蔵島近海ではミナミハンドウイルカはいきなり近づいてくる感がありました。ハシナガイルカが見たかった。
小型鯨類
こちらは伊豆諸島で撮影した小型鯨類
おが丸で夕日。グリーンフラッシュまたお預け。
陸の哺乳類番外編
ノヤギ。父島で移動中の車から窓越しに撮影。19世紀(ペリーが持ち込んだ説もありますがいかがでしょうか。)に各島々に持ち込まれたそうですが、その後、いろいろ経緯があり、近年環境対策として排除が行われ、今では父島のみに残っているとのこと。
オガサワラクロベンケイガニ
以前出会ったときには広域分布のクロベンケイガニとされていましたが、2013年以降固有のオガサワラクロベンケイガニとされています。
大量発生の羽アリ
宿では羽アリの大量飛翔のため燈火官制。
夕食に食堂に行く際は必ず部屋の照明を消すよう宿のご主人から強くご指導あり。
大量発生時は、車のワイパーを羽アリに使うことも。
当日はそれほどの大量発生は無かったようでした。
宿の状況
これを狙うオガサワラヤモリ「オガサワラ」が付くが移入種とされているとのこと。
外ではこの羽アリを求めてオオヒキガエルがうろつき、この個体は車に轢かれてしまったようです。
問題のグリーンアノール。オガサワラシジミやオガサワラゼミを脅かす存在。以前父島でオガサワラゼミ(移入種説も有り)の声を聞いたことがありますが、今はどんな状況でしょうか。
オスには喉にデュラップがあり、これを広げて威嚇や求愛行動をするそうです。
タコノキに設置された対策のアノールホイホイ。
アフリカマイマイは減ったかな?
枕状溶岩
玄武岩質が海底で噴火して枕のような形になり、隆起してた現れたそうです。線の部分はガラス質。
ラピエ
石灰岩質が隆起や沈水を繰り返してできた沈水カルスト地形に見られる人を寄せつけない尖った岩
沈水カルスト地形の無人島、南島。
魚類
ピンクのヒレのトビウオ。日本に30種のトビウオがいるそうです。
海の哺乳類達
外洋性のハンドウイルカ。以前このイルカ達とドルフィンスイムをしたことがあります。透明度の高い小笠原では彼らが近づいてくるのが早くからわかりますが、透明度の低い御蔵島近海ではミナミハンドウイルカはいきなり近づいてくる感がありました。ハシナガイルカが見たかった。
小型鯨類
こちらは伊豆諸島で撮影した小型鯨類
おが丸で夕日。グリーンフラッシュまたお預け。
陸の哺乳類番外編
ノヤギ。父島で移動中の車から窓越しに撮影。19世紀(ペリーが持ち込んだ説もありますがいかがでしょうか。)に各島々に持ち込まれたそうですが、その後、いろいろ経緯があり、近年環境対策として排除が行われ、今では父島のみに残っているとのこと。
オガサワラクロベンケイガニ
以前出会ったときには広域分布のクロベンケイガニとされていましたが、2013年以降固有のオガサワラクロベンケイガニとされています。
大量発生の羽アリ
宿では羽アリの大量飛翔のため燈火官制。
夕食に食堂に行く際は必ず部屋の照明を消すよう宿のご主人から強くご指導あり。
大量発生時は、車のワイパーを羽アリに使うことも。
当日はそれほどの大量発生は無かったようでした。
宿の状況
これを狙うオガサワラヤモリ「オガサワラ」が付くが移入種とされているとのこと。
外ではこの羽アリを求めてオオヒキガエルがうろつき、この個体は車に轢かれてしまったようです。
問題のグリーンアノール。オガサワラシジミやオガサワラゼミを脅かす存在。以前父島でオガサワラゼミ(移入種説も有り)の声を聞いたことがありますが、今はどんな状況でしょうか。
オスには喉にデュラップがあり、これを広げて威嚇や求愛行動をするそうです。
タコノキに設置された対策のアノールホイホイ。
アフリカマイマイは減ったかな?