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タマシギとの出会い その5 [見沼田んぼとその周辺の記録]

カラフルなメスが声を出しているところを至近で観察できました。
歌っているという感じでした。
歌は、前奏と本体に分かれていて、前奏は、まず首の回りの美しい羽をふくらませて空気をためるように見えます。
 
タマシギDSC_4312.jpg

そしてちょっと苦しそうに、「コオウ」と「オ」にアクセントがある発声でした。
前奏しているところ。

タマシギ
DSC_4249.jpg

そして、歌の本体です。「コホン」と聞こえる声を長く繰り返します。首の回りの羽はふくらませていません。この声が遠くまで響きます。
タマシギDSC_9095.jpg

この個体は、5~6㍍離れた田んぼで歌うメスの声を聞きながらじっとしていました。力関係が決まっているようです。
タマシギ DSC_0025.jpg

抱卵中のオスも確認できました。事前にも同じ場所を探していましたが見つからず、大雨の後、休耕田が水浸しになり、巣を高めに補強したために見つけられたのではないかと思っています
タマシギ  巣DSC_0424.jpg

こちらの姿を隠していると、目を閉じて抱卵していました。
タマシギDSC_0437.jpg

そして翌週の同じ場所です。雛の姿を期待していたのですが。
ここの田んぼは、休耕田や草地が適度にあり、環境としては向いているようですが、耕作のサイクルが、繁殖に柔軟性の低いタマシギには厳しいのでしょう。でも別の場所で8月にオスメスが仲良く歩くタマシギを見たことがあるので、希望は捨てていません。
タマシギ 抱卵後 DSC_0128.jpg

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