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ホンシュウジカとの出会い(深山クマタカ物語) [深山クマタカ物語]

ホンシュウジカが増えて、秩父多摩甲斐国立公園の植生は危機的状況となっています。
食害により、森の風景は、場所により下草のない妙にすっきりしたものとなっています。
シカが好まない草だけが残っている場所もあります。
シカ柵で守られたエリアでは、本来の実生や草がなんとか見られる状況となっています。
シカの食害による環境変化は、クマタカの生息にどのように影響を与えるか、気になります。

増えたシカ自体は、クマタカの生存にプラスに働くのでしょうか。
クマタカの死体からたくさんのシカの毛が確認されたとの情報を聞いたことがあります。小さな子鹿は、多分、クマタカの繁殖を支えていると推測されます
一方、シカの食害で見通しが良くなると、ウサギの隠れる場所が減り、ウサギが減ってしまい、クマタカの餌動物への影響も考えられます。
これらのことは、長期的に調査をしていかないと見えてこないでしょう。

ホンシュウジカ★IMG_7723.jpgホンドジカ1.jpg
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